イラン 旅客機撃墜で政府に連日抗議デモ
イラン軍によるウクライナ機の撃墜を受けて、イランでは12日も政府に抗議するデモが行われた。治安部隊がデモ隊に向けて発砲したという情報もある。
AP通信などによると、抗議デモは11日に続き、首都テヘランなどで12日も行われた。デモを鎮圧するため治安部隊が出動していて、催涙ガスに加えて実弾を発砲し、デモ隊にケガ人が出ていると伝えているが、警察は発砲を否定している。
デモの参加者からは、「独裁者に死を!」などと最高指導者のハメネイ師を非難する声もあがっているという。
イランでは、ウクライナ機の撃墜により多くの国民が犠牲になったことに加え、イラン政府が当初、撃墜を否定したことで、政府に対する不信感が高まっている。