フェイスブック運営「メタ」“暴力的な投稿”一時的に容認
ロシアによるウクライナ侵攻を受け、フェイスブックを運営するメタは10日、「ロシアの侵略者に死を」などの暴力的な投稿を一時的に容認したことを明らかにしました。
フェイスブックでは、暴力行為をあおったり促したりする投稿を禁じ、見つけた場合は削除したりアカウントを凍結したりするなどしていますが、メタは10日、声明で「“ロシアの侵略者に死を”といった暴力的な発言など、通常、規定違反となる政治的な発言について一時的に容認する」と述べました。
ただし、ロシアの一般市民を対象に暴力行為をあおる発言は、引き続き認めないとしています。
ロイター通信によりますと、対象地域はロシア、ウクライナのほか、ポーランド、ルーマニア、スロバキアなどの周辺国で、メタが運営するフェイスブックとインスタグラムで適用されるということです。