露プーチン大統領、独ショルツ首相と会談し「平等な安全保障もたらすための交渉開始を提案」
緊迫するウクライナ情勢を巡り、ロシアのプーチン大統領は15日、アメリカやヨーロッパ各国と安全保障面での対話を継続する用意があるとの考えを明らかにしました。
プーチン大統領「私たちが戦争を望んでいるか?もちろん望んでいません」
15日、プーチン大統領はドイツのショルツ首相との会談後、「すべての国に平等な安全保障をもたらすための交渉を開始することを提案した」ことを明かしました。アメリカの一部メディアは16日にもロシアの侵攻が始まると報じていましたが、プーチン大統領はひとまず対話を続ける姿勢を強調した形です。
一方のショルツ首相も、ヨーロッパ各国が加盟するNATO(=北大西洋条約機構)とロシアの協議の場を提供する用意があると応じました。
ただ、ウクライナのNATO加盟などを巡る西側諸国とロシアの溝は深く、今後緊張緩和につながるのかは未知数です。