軍の一部が撤収開始 ロシア国防省が発表
ロシア国防省は15日、ウクライナとの国境付近で軍事演習を行っていたロシア軍の部隊の一部が撤収を開始したと発表しました。
ロシア国防省は声明で、ウクライナ東部の国境付近で軍事演習を行っていた軍の部隊の一部が演習を終えて撤収を開始したと発表し、撤収の様子だとする動画を公開しました。
一方で、国防省は撤収を始めた部隊の規模などは明らかにせず、大規模な演習は続いているとも説明しています。
ロシア軍は現在、ウクライナとの国境周辺に12万人以上の部隊を展開していて、隣国ベラルーシでは20日まで、合同演習を行う予定です。
ショイグ国防相は前日、プーチン大統領に対し、「演習は一部終了しつつあり、近く終了する演習もある」と報告していました。
今回の撤収が、緊張緩和につながるか注目されます。