ウクライナ情勢めぐり 米仏首脳が電話会談
軍事的緊張が高まるウクライナ情勢をめぐり、アメリカのバイデン大統領とフランスのマクロン大統領が9日、電話で会談し、今後の対応を協議しました。
マクロン大統領は事態打開のため、7日にロシア、8日にウクライナを相次いで訪れ、プーチン大統領らと直接会談しています。
ホワイトハウスによりますと、電話会談で両首脳は、マクロン大統領の一連の訪問について意見を交わし、今後の対応を協議しました。
その上で、同盟国との連携や外交の継続が重要との認識で一致しています。
一方、ロシア軍がウクライナと国境を接するベラルーシで、ベラルーシ軍との合同軍事演習を10日から始めることに対し、ホワイトハウスのサキ報道官は、強い懸念を示しました。
合同軍事演習は20日まで行われる予定で、ロシア軍が部隊を集結させていることから、関係各国は、これに合わせたウクライナ侵攻への危機感を一層強めています。