岸田首相 ウクライナ大統領と電話会談 緊張緩和へ外交努力を粘り強く行っていくことで一致
ウクライナ情勢が緊迫する中、岸田首相が15日夜、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話で会談し、緊張緩和に向け外交努力を粘り強く行っていくことで一致しました。
岸田首相「外交努力を粘り強く行っていくことで緊張緩和につなげていくということについて一致をいたしました」
およそ30分間行われた電話会談で岸田首相は「ウクライナの主権と領土の一体性を一貫して支持する。力による一方的な現状変更は断じて認められない」と表明しました。
また、少なくとも1億ドル規模の借款による緊急支援の用意があることを伝え、大統領からは深い謝意が示されたということです。
今後、ロシアがウクライナ侵攻に踏み切った場合の対応について岸田首相は「制裁も含めて、起こった状況に応じてG7をはじめとする国際社会と連携して適切に対応していきたい」と述べました。