情勢緊迫…バイデン氏にウクライナ訪問要請
ロシアが近くウクライナ侵攻に踏み切るとの観測が広がる中、ウクライナのゼレンスキー大統領が、アメリカのバイデン大統領にウクライナを訪問するよう要請しました。
バイデン氏とゼレンスキー氏は13日、約50分間、電話で会談しました。ウクライナ側の発表によりますと、両首脳はロシアが侵攻した際の制裁について協議し、ゼレンスキー氏は、バイデン氏にウクライナを訪問するよう要請しました。
ホワイトハウスによりますと、バイデン大統領は、ロシアの侵攻には同盟国とともに断固対応する考えも改めて伝えました。
一方、アメリカのサリバン大統領補佐官は13日、CNNに出演し、侵攻のタイミングについて、「北京オリンピックが終わる前の今週も含めて、いつでもあり得る」と述べて、極めて切迫しているとの認識を改めて示しました。