米バイデン大統領と露プーチン大統領、12日に電話会談へ
ロシアによるウクライナ侵攻の懸念が高まる中、アメリカのバイデン大統領とロシアのプーチン大統領が12日に電話会談を行うことが明らかになりました。
ロシア大統領府のペスコフ報道官は11日、アメリカ側の要請で、プーチン大統領とバイデン大統領が12日に電話会談を行うと発表しました。米露首脳による会談は、去年12月に2回、オンラインと電話で行われて以来となりますが、ロシア軍によるウクライナへの侵攻の懸念が高まる中、緊張緩和に向かうかは不透明です。
こうした中、アメリカのサリバン大統領補佐官は、ロシア軍が大規模な軍事行動の準備を整えたとの認識を示し、ウクライナ国内のアメリカ人に48時間以内に国外へ退避するよう呼びかけました。
サリバン大統領補佐官「プーチン大統領が命令すれば、いつ侵攻が始まってもおかしくない」
一方で、「プーチン大統領はまだ最終決断はしていない」との見方も示しています。
また、ロイター通信は、バイデン政権が新たにアメリカ軍3000人をポーランドに派遣する方針だと伝えています。