米国務省 ウクライナ滞在の米国人は「直ちに退避を」
アメリカ国務省は10日、ウクライナ国内に滞在するアメリカ人に対し、直ちに国外に退避するよう勧告しました。
国務省は、「ロシアの軍事行動への脅威の高まり」を理由に、ウクライナへの渡航警戒レベルをすでに最も高いレベル4の「渡航中止勧告」としています。
国務省は10日、この渡航警戒情報を更新し、ウクライナ国内に滞在しているアメリカ人に対し、交通手段などを確保して、直ちに国外に退避するよう勧告しました。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が「予告なく、いつでも開始される可能性がある」とした上で、その場合には「アメリカ政府がアメリカ国民を避難させることはできない、ということを認識する必要がある」と強く警告しています。