米軍制服組トップ ミリー統合参謀本部議長が退任 後任は空軍のブラウン氏、黒人として2人目
アメリカ軍の制服組トップ、ミリー統合参謀本部議長が29日、退任しました。
ミリー氏は、トランプ・バイデン両政権で統合参謀本部議長を務め、ロシアによるウクライナ侵攻後は軍事支援の調整に奔走しました。
一方、トランプ前大統領とは対立関係にあったとされ、ミリー氏は退任演説でも、アメリカ憲法の重要性に触れながら、暗にトランプ氏を批判しました。
退任するミリー統合参謀本部議長「米軍は独裁者になりたい人間や個人に誓いを立てるのではない。アメリカという理念に対して誓いを立て、それを守るために命をかける」
後任は空軍のブラウン参謀総長で、黒人として2人目の統合参謀本部議長となります。