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ドイツ 嗜好品の大麻合法化へ 法案を閣議決定

2022年10月27日 10:23
ドイツ 嗜好品の大麻合法化へ 法案を閣議決定

ドイツ政府は、26日、嗜好品(しこう)としての大麻の購入と所持を合法化する法案を閣議決定しました。

経済効果なども念頭により寛容な大麻政策へと動き出したかたちです。

ロイター通信などによりますと、ドイツ政府が閣議決定した法案では、成人が嗜好品としての大麻を30グラムまで購入して所持することが合法となります。

ドイツで嗜好品としての大麻を合法化することで、年間およそ47億ユーロ=日本円でおよそ6900億円の税収の増加につながるほか、2万人の新規雇用を創り出せるとの調査結果もあるということです。

法案は、EU=ヨーロッパ連合の執行機関、ヨーロッパ委員会による事前審査が行われた後、ドイツ議会での承認が必要で、法制化は2024年までに行われる見通しです。

これまでヨーロッパの多くの国で医療用は合法化されてきましたが、今回、ドイツがより寛容な大麻政策へと動き出したかたちです。