×

中国・李克強前首相が心臓発作で死去、68歳 在任中は主に経済政策を担う

2023年10月27日 12:05
中国・李克強前首相が心臓発作で死去、68歳 在任中は主に経済政策を担う

中国の国営メディアは李克強前首相が死去したと報じました。68歳でした。

中国中央テレビによりますと、李克強前首相は上海で療養中でしたが、26日心臓発作をおこし、27日午前0時すぎに亡くなったということです。68歳でした。

李克強氏は中国共産党のエリートとして頭角をあらわし、2013年に首相に就任、2期10年間務めた後、今年3月に退任しました。

首相在任中には主に経済政策を担ってきましたが、習近平国家主席への権力集中が進む中、影響力低下が指摘されました。

女性
「職務を全うし、責任を尽くした首相だった」

男性
「彼が務めた10年間は黄金期だった。この時代の発展に大きく貢献した」

李克強氏は退任後、公の場にほとんど姿を見せていませんでしたが、今年8月に敦煌の遺跡を訪れたとされる映像もSNSに投稿されていました。