韓国・ソウルの繁華街、梨泰院で29日夜、ハロウィーンで混雑した通りで人々が折り重なるように転倒し153人が死亡した事故で、日本人の犠牲者が2人含まれていることがわかりました。

韓国ソウルから中継です。

私の後ろの路地が最も被害が大きかった場所です。

もうすぐ丸1日が経過しますが、今も大勢のメディアが詰めかけています。

複数の日本政府関係者によりますと今回の事故で日本人2人が死亡したことがわかりました。

外務省幹部によりますと、亡くなったのは10代と20代の女性だということです。

30日午後、現地の警察から連絡があり、ソウルの日本大使館が確認したということです。

これまでに153人の死亡が確認されていて、304人が死亡した2014年の「セウォル号」の沈没事故以降で最多となるとみられます。

尹錫悦大統領は国民向けの談話で「国政の最優先順位として今回の事故の収拾にあたる」と強調していて、尹政権の今後の対応が問われることになります。