韓国ソウルで転倒事故 146人死亡 150人ケガ 現時点で日本人が巻き込まれた情報なし
韓国・ソウルの繁華街、梨泰院で29日夜、ハロウィーンで混雑した通りで人々が折り重なるように転倒する事故が起きました。146人が死亡し、けが人も150人にのぼります。
29日夜、ハロウィーンの仮装をした若者たちで混雑していたソウルの梨泰院で、人々が折り重なるように転倒する事故が起きました。韓国の消防当局の30日午前4時時点の発表によりますと、これまでに146人が死亡、150人がケガをしました。
ソウルにある日本大使館によりますと、午前1時半の時点で事故に日本人が巻き込まれたとの情報はないということです。
複数の韓国メディアは通りが混雑した状態だったところに、有名人が来て人々が押し寄せ、バランスを失った人が倒れ始めたとの情報を伝えています。
別の日本人の目撃者は、「何十人もの人が倒れ、心臓マッサージを受けていた。何が起きているのかわからず怖かった」などと話していました。
尹錫悦大統領は、関係部署に迅速に治療と救命にあたるよう緊急指示を出し、現場では夜を徹しての救助活動が行われました。
(更新:30日午前4:21)