ミャンマー最大都市ヤンゴンの刑務所で2回の爆発、8人死亡 収監中の久保田徹さんにケガはなし
ミャンマーの最大都市ヤンゴンの刑務所で19日、2回の爆発などがあり、8人が死亡、18人がけがをしました。刑務所には日本人の久保田徹さんが収監されていますが、ケガはないということです。
爆発があったのは、ヤンゴンで政治犯の収容先として知られるインセイン刑務所です。地元メディアなどによりますと、刑務所の正門近くで受刑者に届けられた2つの小包が爆発しました。
当時、収監されている家族らに食べ物や必需品を届けようと大勢の市民が刑務所を訪れていたということです。爆発が起きたあと、刑務所の監視塔から発砲もあり、8人が死亡、15人がけがをしました。大半が一般市民だということです。
インセイン刑務所にはミャンマー当局に拘束されたドキュメンタリー制作者の久保田徹さんが収監されていますが、現地の日本大使館によりますと、久保田さんにケガはないということです。
画像:インセイン刑務所の爆発現場(ミャンマー軍当局提供)