ミャンマーで拘束の邦人「解放求める」磯崎官房副長官
ミャンマーで抗議デモを撮影中に拘束され、現地の裁判所で有罪判決を受けた久保田徹さんについて、磯崎官房副長官はミャンマー当局に対し、引き続き久保田さんの解放を求めていく考えを示しました。
ドキュメンタリー制作者の久保田徹さんはミャンマーで抗議デモを撮影中に拘束され、現地の裁判所で、扇動罪で禁錮3年、電子通信に関する罪で禁錮7年の有罪判決を受けました。
磯崎副長官は会見で、政府としてミャンマー当局に対し、久保田さんの早期解放を引き続き求めていく考えを示しました。
磯崎副長官はまた、「邦人保護の観点から、領事による面会や、ご家族への連絡等の支援を行っている」と述べ、今後ともできる限り支援を行う考えを示しました。
久保田さんの現在の健康状態について、磯崎副長官は「特に問題はないと承知している」と述べました。