プーチン大統領「署名」で完了へ…4州「併合」手続き進む ウクライナ側は東部などで奪還にむけ攻勢強める
プーチン大統領が一方的に「併合」を宣言したウクライナの4州について、ロシア連邦議会の上院は4日、「併合条約」を批准し、関連法案を可決しました。
ロシア連邦議会は4日、上院でプーチン大統領が東部と南部の4つの州の親ロシア派と交わした「併合条約」を批准しました。
「併合条約」はプーチン大統領が署名すると成立するとしていて、ロシアとしては「併合」手続きが完了することになります。
戦況をめぐっては、ウクライナ側が東部などで奪還にむけ攻勢を強めています。ドネツク州の親露派トップ・プシリン氏は4日、国営テレビの取材に対し、ウクライナによる砲撃で困難な状況に陥っている町があると述べました。
こうした中、ショイグ国防相は4日、戦闘に動員する30万人の予備役のうち、すでに20万人が軍に合流し訓練が行われるとしています。