ウクライナ軍はロシア軍が拠点にしていた東部ドネツク州の町を奪還したと発表しました。ロシアは、併合宣言した翌日に拠点のひとつを失いました。

ウクライナ軍が1日に公開した動画では、ドネツク州リマンの町の庁舎前でウクライナの兵士らがこの地域を奪還したと宣言し、屋上からロシアの国旗を投げ捨てています。ロシア国防省も撤退したことを認めています。

リマンは、ロシア軍がドネツク州での後方支援の拠点にしていましたが、プーチン大統領が併合宣言をした翌日にウクライナ軍が奪還したことになります。

ロシア軍による東部地域の完全制圧は、一層困難になっています。