金正恩総書記が露ショイグ国防相と会談 “新型ドローン”を一緒に視察も
北朝鮮メディアは金正恩総書記が訪朝しているロシアのショイグ国防相と会談し、ドローンとみられる機体など北朝鮮の新型兵器を一緒に視察したと報じました。
会談で、ショイグ国防相はプーチン大統領からの親書について伝え、金総書記は軍事代表団の派遣に感謝を示したということです。
また金総書記はショイグ国防相と北朝鮮が研究開発した新型兵器を視察しました。
北朝鮮メディアによりますと、これらの兵器は最近配備され、新型ミサイル「火星18」のほか、ドローンとみられる機体が展示されています。
ドローンとみられる機体には「朝鮮人民軍空軍」という文字や北朝鮮の国旗が確認できます。
機体は複数の写真に写っていて、北朝鮮側がアピールする狙いがあるとみられます。韓国メディアは初めて公開された新型ドローンだと伝えていて、アメリカ軍のドローンに形状が似ているなどと指摘しています。
金総書記は視察でショイグ国防相と兵器の発展戦略をめぐり意見を交わし、アメリカを念頭に「帝国主義者の強権に対抗して両国の自主権を守る」と指摘しました。北朝鮮は朝鮮戦争の休戦70年の27日を「戦勝記念日」と位置づけていて、大規模な軍事パレードを行うものとみられています。