【速報】南太平洋の島国ナウル 台湾と断交、中国との国交樹立を決定 台湾側は反発“中国の介入によるもの”
南太平洋の島国ナウルが台湾との外交関係を断絶し中国と国交を樹立すると発表しました。台湾側は、中国の介入によるものだと反発しています。
ロイター通信によりますと、ナウル政府は15日、台湾との外交関係を断絶し、中国と国交を樹立するとの声明を発表しました。
国家と国民の最大の利益を鑑みて中国との国交樹立を決めたと説明しているということです。また、台湾については今後、「中国の不可分の領土だと認識する」としています。
台湾で13日に行われた総統選挙では、中国が「独立勢力」として敵視する民進党の頼清徳氏が当選しました。今回のナウルの断交について台湾側は、中国側の介入によるものだと反発しています。
台湾では、同じく民進党の蔡英文政権の8年間で外交関係を持つ国々に対する中国の切り崩しが急速に進められました。ナウルの断交で台湾が外交関係を有する国は12か国になります。