韓国の尹錫悦大統領が一時「非常戒厳」を宣言したことをめぐり、尹大統領の弾劾訴追案の採決が14日に迫る中、7割以上の人が弾劾に賛成していることがわかりました。

韓国の野党は14日午後4時から尹大統領に対する2回目の弾劾訴追案を採決することを目指しています。

こうした中、世論調査によりますと、75％の人が尹大統領の弾劾に賛成していることがわかりました。また尹大統領の支持率は11％で過去最低を更新しました。

弾劾訴追案の可決には議員300人のうち3分の2の賛成が必要で、野党に加えて与党議員8人の賛成が必要となります。

与党としては前回同様「反対」する方針ですが、これまでに少なくとも7人が賛成票を投じる意向を示していて、あと1人が賛成に回れば可決となるため、予断を許さない状況となっています。