北朝鮮が複数の飛翔体発射 韓国軍が発表
韓国軍は、北朝鮮が14日朝、日本海に向けて巡航ミサイルとみられる飛翔体数発を発射したと発表しました。
韓国軍によりますと、北朝鮮は14日朝、東部の江原道・文川付近から日本海に向けて短距離巡航ミサイルとみられる飛翔体数発を発射しました。韓国軍は「北朝鮮の追加の軍事動向を注視し、米韓情報当局で精密分析中」としています。
韓国軍の関係者によりますと、発射されたのは14日午前7時過ぎから40分あまりの間で、150キロあまり飛行したということです。また、北朝鮮のスホイ戦闘機から空対地ミサイルが発射される動きも確認されたということです。
北朝鮮は15日、故・金日成国家主席の誕生日を記念する「太陽節」で、それを前に新型コロナウイルスの影響がないことをアピールしつつ、軍事力を強化する姿勢を内外に示す狙いもあるものとみられます。