米副大統領、マスク着けず病院視察 批判も
アメリカのトランプ政権で新型コロナウイルス対策の責任者を務めるペンス副大統領が28日、病院を視察した際、マスクを着用せず批判の声があがっています。
病院を視察するペンス副大統領。椅子に横たわる男性に声をかけていますが、マスクを着用していません。一方で、周りにいる職員らは全員マスクを着けています。副大統領は、マスクを着けない理由について、自分自身は感染していないため問題ないとの認識を示しました。
ペンス副大統領「私は定期的に検査を受けているし、周りの皆も受けている。私は感染していない」
アメリカのCDC(=疾病対策センター)は、人との接触時に、マスクなどの着用を推奨しています。また、この病院もツイッターに「マスク着用を義務づける」と投稿していましたが、副大統領の視察後、削除されたということです。
地元メディアは、「政治家の模範的行動ではない」と批判しています。