２４時間運行で知られるアメリカ・ニューヨーク市の地下鉄が、６日から初めて深夜の運行を取りやめました。

ニューヨーク市の地下鉄は６日深夜、全路線で運行を取りやめました。新型コロナウイルスによる外出制限で、利用客は９割以上減少していますが、医療従事者らの移動手段として運行が続けられています。

ニューヨーク市ではこうした医療従事者らを守るため、１日に１回、すべての駅や車両を消毒することを決め、毎日午前１時から午前５時までの４時間、運行を取りやめることにしました。

ニューヨーク市の地下鉄は２４時間運行で知られていて、全路線で運行を取りやめるのは、１１５年の歴史で初めてのことだということです。