3月中旬から閉鎖…上海で5か月半ぶり学校再開 コロナ対策徹底
中国・上海では、新型コロナウイルスの対策のため閉鎖されていた学校が、1日、5か月半ぶりに再開しました。
上海では、ロックダウン前の3月中旬から全ての学校を閉鎖し、そのまま夏休みに入ったため、全面的に対面授業が行われるのは5か月半ぶりです。
生徒「とても人が多くて、わくわくしています」
保護者「学校が始まるまで大変だったから、上海で感染が広がらないことを祈ります」
感染対策として、生徒全員に二次元コードが割り当てられ、教職員がスキャンすると過去のPCR検査の結果やワクチンの接種状況が把握できるようになっています。今後は毎日1回学校でPCR検査が行われ、24時間以内の陰性証明を提示しないと登校できません。
中国では「ゼロコロナ政策」による厳しい感染対策が続いていて、感染者が増えている深セン(「土」へんに「川」)市など複数の都市では引き続き、学校の閉鎖が続いています。