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相次ぐ集団感染 中国「第二波」警戒高まる

2020年5月13日 20:04

新型コロナウイルスへの対策を続けつつ経済活動の再開を急ぐ中国で、集団感染による新たな感染確認が東北部の吉林省で相次ぎ、「第二波」への警戒が高まっています。

中国の衛生当局の発表によりますと、中国本土で12日に確認された感染者は7人で、そのうち6人は中国東北部の吉林省・吉林市で感染が確認されたということです。

吉林省では先週、集団感染が発生していて、新たに確認された6人の感染者は全てその集団感染に関連していたということです。

こうした事態を受けて吉林市では13日朝から列車の運行を停止するなど移動規制を大幅に強化。さらに、再開していた学校も閉鎖し、ネット授業に切り替えると発表しました。

経済活動の再開が急ピッチで進む中、新たな感染者の増加が目立ち始めていて「感染拡大の第二波」へ警戒が高まっています。