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NY州の“川崎病”7割以上が重症化

2020年5月14日 8:21

アメリカ・ニューヨーク州で、新型コロナウイルスとの関連が疑われる「川崎病」に似た症例が相次いでいますが、そのうち7割以上が重症化していることが新たにわかりました。

ニューヨークのクオモ州知事は13日、全身の血管に炎症が起こる「川崎病」に似た症例が州全体で102件報告されていて、このうち7割以上の患者が集中治療室での治療を要するほど深刻な病状になったとの調査結果を発表しました。また、4割以上が今なお入院を余儀なくされているということです。

これらの症状を示しているのは0歳から21歳の子どもや若者で、6割が新型コロナウイルスの感染者で、残り4割は抗体を保有していました。新型ウイルスに感染した後、数週間たってから炎症が起きるケースも報告されています。

アメリカでは他の14の州でも同様の症例が報告されており、保健当局は子を持つ親に注意を呼びかけています。

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