華為「極めて恣意的」米国の措置に不満
中国の通信機器大手ファーウェイは18日、アメリカ政府による新たな輸出禁止措置について「極めて恣意的だ」との声明を発表し、不満をあらわにしました。
アメリカ政府は今月、アメリカ以外の各国で製造された半導体について、自国製の製造装置や技術を使っている場合、アメリカ政府の許可がなければファーウェイには提供できないとの措置を発表しました。
ファーウェイへの部品供給網が寸断されることになりますが、この措置についてファーウェイは、「世界各地の産業に幅広く影響を与える」とした上で、「断固反対する」と厳しく批判しました。
米中両国の間では、新型コロナウイルスへの対応をめぐる批判の応酬が続いているほか、ファーウェイなどIT企業への規制強化など貿易摩擦も再燃する兆しが出てきています。