フランス ファーウェイ5Gから排除の意向
フランス政府が、中国の通信機器最大手「ファーウェイ」の製品を2028年までに、5Gネットワークから排除する意向だと現地メディアなどが報じました。
フランスの経済紙「レゼコー」などによりますと、フランス政府は、5G参入を目指す通信各社がファーウェイ製品を扱う場合、今後、事業免許を更新しない意向だということです。
免許の最長期間は8年間のため、2028年までに「事実上ファーウェイは排除されることになる」などと報じられています。今回の報道に対し中国外務省は23日、「フランス政府は、特定の国や企業の5G参入を制限しないとした約束を守り、公平な市場を提供することを信じている」とけん制しました。
ファーウェイをめぐってヨーロッパでは、導入に強く反対するアメリカに追従する形でイギリスが先週、5Gネットワークから排除する方針を発表しています。