バイデン大統領、国防長官の入院を数日間把握せず~米メディア
アメリカメディアは、バイデン大統領がオースティン国防長官が1日から入院していたことを4日まで把握していなかったと報じました。
国防総省は5日、オースティン国防長官が合併症を発症し、1日から入院していたことを明らかにしました。入院を5日まで公表しなかったことに批判の声が上がる中、アメリカメディアは、バイデン大統領が報告を受けたのは入院から3日後だったと報じました。
オースティン長官は6日に声明を発表し、「国民に適切な情報を提供するために、もっと良い対応ができたと認識している」と、公表に不備があったと認めました。
その上で「情報開示に関する決断の全責任を負う」と強調しました。中東情勢などへの対応が迫られる中、バイデン政権の危機管理体制に批判が高まる可能性があります。