新型コロナウイルスの影響で閉鎖されていたニューヨーク証券取引所の取引フロアが２６日、およそ２か月ぶりに再開しました。

クオモ州知事が取引の始まりを告げるオープニングベルを鳴らし、ニューヨーク証券取引所は２６日、およそ２か月ぶりに取引フロアを再開しました。

段階的な再開でトレーダーの人数も制限されていますが、クオモ知事は「きょうは新たなチャプターの１ページ目だ」と述べ、再開を歓迎しました。

一方で、経済を加速させるにはインフラ投資が欠かせないとの認識を示し、市内の空港の再開発や駅の拡張などといった公共事業を推進すると述べました。

クオモ知事は２７日にトランプ大統領と会談し、こうしたインフラ投資について協議するとしています。