批判受け 元慰安婦支援団体「再点検する」
韓国の元慰安婦の女性が支援団体の不透明な運営などを批判していることについて、この団体は27日、これまでの運動を再点検する意向を示しました。
元慰安婦の支援団体「正義記憶連帯」は27日、ソウルの日本大使館前で、定例の集会を開きました。
集会では、元慰安婦の李容洙さんから寄付金の使い道など、団体の運営の不透明さを批判されていることを受け、これまでの運動を再点検する意向を示しました。
正義記憶連帯 イ・ナヨン理事長「(慰安婦)問題の解決が遅れた根本原因を自ら省みて再点検しなさいという意味で受け入れる」
一方、団体の前の理事長で、先月の総選挙で当選した尹美香氏について、27日に発表された世論調査では、「国会議員への就任を辞退すべきだ」と答えた人が70%にのぼりました。
国会議員の任期は今月30日から始まりますが、尹氏が所属する与党がこのまま就任を容認するのか注目されます。