アジア系住民への差別行為が急増 米
新型コロナウイルスの感染拡大が続くアメリカで、アジア系の住民に対する差別行為などが相次いでいます。ワシントン州ではアジア系の男性が突然、町中で暴行され、地元警察が捜査を始めています。
手をつないで歩く、アジア系の男女2人組。そこに突然、男が男性の顔に殴りかかりました。
地元警察によりますと、男は16日、アジア系男性とすれ違う際に、殴りかかり、「全部おまえたちのせいだ」などと暴言を吐いたということです。男は事件後に現場を立ち去っていて、警察が行方を追っています。
地元メディアによりますと、アメリカでは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、アジア系住民に対して暴言やつばを吐くなどの差別行為が相次いで報告されていて、警察などによるパトロールが強化されています。