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東南アジア各国で規制緩和の動き コロナ

2020年6月2日 1:28

6月に入り、東南アジアの各国では、新型コロナウイルス対策の規制を緩和する動きが相次いでいます。

タイでは1日、規制緩和の第3弾として、マッサージ店などが営業を再開しました。感染防止策として、スタッフにはフェイスシールドの着用が義務づけられています。

感染拡大を抑えているタイですが、第2波が起きた場合に備え、非常事態宣言は継続されています。

一方、フィリピンでも1日、首都マニラなどで移動制限が大幅に緩和されました。停止していた電車やバスが定員を減らして運行を再開したほか、大半の企業が業務を再開しました。ただ、フィリピンでは、感染拡大に歯止めがかかっておらず、医療関係者からは不安視する声もあがっています。

また、シンガポールでは、2日から3段階に分けて経済活動が再開されます。

まず、学校や感染リスクが低い業種で業務が再開されますが、社会的距離やマスクの着用が義務づけられます。