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米ハリス副大統領、NATO加盟国への防衛義務を改めて強調「アメリカは領土防衛の用意がある」

2022年3月11日 1:32

アメリカのハリス副大統領は10日、東ヨーロッパのポーランドを訪れ、「アメリカは領土防衛の用意がある」とNATO(=北大西洋条約機構)の加盟国への防衛義務を改めて強調しました。

ハリス副大統領は、ポーランドの首都ワルシャワで、ドゥダ大統領と会談しました。

終了後の共同会見でハリス氏は、「アメリカとポーランドはウクライナ支援で団結している」とした上で、ウクライナと国境を接するポーランドも含めたNATO加盟国への集団防衛の義務は「揺るがない」と強調しました。

ハリス副大統領「米国はNATOの領土を隅々まで防衛する用意がある。一国に対する攻撃は、全体に対する攻撃だと、深刻に受け止める」

またハリス氏は、ポーランドへの地上配備型迎撃ミサイル・パトリオット2基の追加配備も表明しました。アメリカとポーランドは、ウクライナへの戦闘機の供与をめぐって調整が難航するなどしていましたが、結束を改めて確認した形です。