黒人差別抗議デモ 英仏など世界各地に拡大
黒人差別に対する全米での抗議デモは、週末を迎えた6日、首都ワシントンで最大規模となったほか、世界各地でも抗議が広がっています。
ワシントンでは、黄色い文字で「黒人の命は大切」とペイントされたホワイトハウス前の通りを人々が埋め尽くすように集まっているほか、議会の前など、市内各地でデモ行進が続いています。現地メディアは、「ワシントン史上最大規模のデモ」だと伝えています。
さらにシカゴやフィラデルフィアなど、全米の他の大都市でも抗議デモが続いています。
抗議の動きは国外にも広がっています。
イギリスでは6日、黒人男性が亡くなって以来、最大規模のデモが行われました。ロンドンの議会周辺などが多くの参加者で埋め尽くされました。
また、フランスの首都パリでは、アメリカ大使館近くの路上などに多くのデモ参加者が集まり、抗議の声をあげました。