北朝鮮・金正恩総書記 「ロシア科学アカデミー」視察、周辺は厳戒態勢
ロシアを訪問している北朝鮮の金正恩総書記は先ほどから、ウラジオストクにある極東連邦大学と海洋生物学を研究する「ロシア科学アカデミー」を視察しています。
極東連邦大学とロシア科学アカデミーの海洋水族館は、ウラジオストク沖のルスキー島にあり、日本時間17日午前10時過ぎ、この場所に向かう金正恩総書記の車列をNNNが確認しました。周辺は朝から厳戒態勢が取られています。
ロシア訪問中、軍事関連の視察が続いていた金総書記ですが、16日夜はバレエを鑑賞しました。北朝鮮国営の朝鮮中央通信は「熱狂的な拍手で歓迎を受けた」と報じています。演目は「眠れる森の美女」で、金総書記は前半が終わったところで退席したということです。
金総書記は13日に、プーチン大統領との会談の際に宇宙基地を訪問し、その後も戦闘機工場やロシア太平洋艦隊など、軍事関連の視察が続いていました。