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「第2波」懸念で続落 NYダウ39ドル安

2020年6月19日 7:20

18日、アメリカ・ニューヨーク株式市場のダウ平均株価は、新型コロナウイルスの感染の「第2波」への懸念が引き続き相場の重荷となり、続落して取引を終えています。

18日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は、前の日の終値から39ドル51セント値を下げ、2万6080ドル10セントで取引を終えました。一方、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は32.52ポイント上げて9943.05で取引を終えています。

この日に発表された先週1週間の失業保険の申請件数は、前の週より減少したものの、市場予想よりも悪い内容となりました。これを受け、雇用の回復が遅れるとの見方が出たことに加え、新型コロナウイルスの感染の「第2波」への懸念が根強く、売りが優勢となりました。一方、業績期待から一部のハイテク関連株などが買われたことで下げ幅は限られました。

市場関係者は「新型コロナウイルスで暴落した3月の時点から7000ドルあまり上げて、すでに高値圏にあるため、なかなか上げにくいという状況もある」と話しています。