スペインが欧州各国と往来再開 新型コロナ
新型コロナウイルス対策で国境を封鎖していたスペインが21日、ヨーロッパ各国との往来をおよそ100日ぶりに再開しました。
スペインでは、3月中旬以降、旅行者の出入国を原則禁止とする国境封鎖を続けてきました。
21日、ヨーロッパ各国との往来が再開されたことを受け、首都マドリードの空港では、イタリアなどへ向かう旅行者の姿が見られました。
イタリアへの旅行者「妻がイタリアに住んでいて、私はスペインに住んでいるので、妻と4か月も会っていない」
一方、入国者に対しては、感染対策として体温測定などが実施されています。
スペイン政府は、夏のバカンスシーズンにむけ、観光業の立て直しを図りたい考えで、隣国ポルトガルの国境開放やヨーロッパ以外からの段階的な入国受け入れについても、来月1日から実施する予定です。