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WHOが危機感 世界の感染者1千万人超

2020年6月29日 11:52

新型コロナウイルスの感染者が世界全体で1000万人を超え、死者も50万人を超えました。WHO(=世界保健機関)は、この1か月間の感染者数が特に急増しているとして危機感を示しています。

アメリカ、ジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の感染者数は、1000万人を超え、死者も50万人を超えています。感染者が最も多いのはアメリカで、およそ255万人となっていて、次いで、ブラジル、ロシア、インドなどの順になっています。

WHOは24日、感染者が最初に確認された月には1万人ほどだったものが、この1か月間でおよそ400万人に増加していると指摘したうえで、アメリカ大陸での感染拡大がピークに達していないとして、危機感を示していました。

一方、感染状況が落ち着いたヨーロッパでも、ドイツの一部地域で集団感染が発生し、緩和されたばかりの接触制限が再開されるなど、第2波への懸念も広がっています。