コロナワクチン17種類が臨床試験~WHO
WHO(=世界保健機関)は、新型コロナウイルスのワクチンについて現在、17種類が臨床試験に入っていると明らかにしました。
WHOは2日まで、世界中の研究者らとともに新型コロナウイルス治療薬の開発状況などを協議するオンライン形式の会合を開きました。この会合で、現在17種類のワクチンが世界各地で臨床試験に入っていることが確認されたということです。
このうちイギリスのオックスフォード大学などが共同開発しているワクチンについてWHOの担当者は臨床試験で最終段階に入っているとしています。
一方、WHOは、地域単位で実施した抗体検査のデータから、実際の感染者数は、PCR検査で確認された数の10倍以上になる可能性があると述べました。
これにより感染者の死亡率も実際は、かなり低くなるとの見方を示しています。