中国 国外渡航者の隔離措置“短縮”ゼロコロナ政策緩和か
厳格な「ゼロコロナ政策」を堅持する中国で、国外からの渡航者に対する隔離措置を現在の14日間から4日間短縮する試験的措置が始まりました。ゼロコロナ政策の緩和につながるか注目されます。
中国メディアによりますと、南部の福建省厦門では国外から入国した人の隔離を現状の14日間から4日短縮し、10日間とする措置が始まったということです。
4週間限定の試験的な措置だとしていて、同じく南部の広東省広州や、東北部の遼寧省大連でも同様の措置が取られているということです。
一方、大規模なロックダウンによる物資不足など、混乱が広がる上海市では、市当局が連日、「ゼロコロナ政策を堅持する」と発表していましたが、12日と13日は言及しておらず、ネット上では「ゼロコロナ政策の見直しが検討されているのでは」と期待の声もあがっています。