イスラム組織ハマスは13日に声明を出し、パレスチナ自治区ガザ地区でのイスラエルとの停戦合意にもとづいて15日土曜日に予定通り人質を解放すると発表しました。

ハマスは13日に出した声明のなかで、「私たちは停戦合意を崩壊させたくない」として、停戦合意にもとづき、予定通り15日に人質3人を解放すると発表しました。

これに先だって、ハマスは人質の解放を延期するとしていましたが、アメリカのトランプ大統領が、15日までに人質を解放しなければ「地獄が訪れる」と警告、イスラエルのネタニヤフ首相が「激しい攻撃を再開する」と表明したことを受けて方針転換したものです。

ただ、これを受けてまだイスラエルから合意継続についての公式な発表はなく、停戦がこのまま継続できるかは依然として不透明な情勢です。