NYダウ続伸 ワクチン開発報道で買い先行
14日の米・ニューヨーク株式市場は、新型コロナウイルスのワクチン開発について前向きな報道が出たことなどで買いが先行し、ダウ平均株価は550ドルあまり上げて取引を終えています。
14日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、前の日の終値から556ドル79セント値を上げ、2万6642ドル59セントで取引を終えました。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も97.73ポイント上げて10488.58で取引を終えています。
この日は、前の日に続き新型コロナウイルスのワクチン開発について前向きな報道が出たことで安心感が広がり、買われる展開となりました。大きなマイナス材料がなかったこともあり、このところ低調だった資本財やエネルギー関連株にも買いが波及し、ダウ平均株価は全面高で取引を終えています。
市場関係者は「この日、発表された金融機関の決算では新型コロナウイルスの影響が見られたが、予想の範囲内だったとの見方もあり、ダウ平均を構成する銘柄への影響は限られた」と話しています。