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GDPプラス 中国政府“疫病の衝撃続く”

2020年7月16日 19:34

中国の今年4月~6月のGDP(=国内総生産)の伸び率は3.2%のプラスとなり、新型コロナウイルスの影響で落ち込んでいた経済の回復基調が鮮明となりました。

中国の今年4月~6月のGDPの伸び率は、去年の同じ時期と比べて3.2%となりました。

新型コロナウイルスの影響で初のマイナス成長となった前回1~3月期から大きく回復したかたちです。

政府の経済対策で販売が回復している自動車を中心に製造業が好調だったことや、「巣ごもり需要」によりインターネット販売が増加したことなどが要因です。

一方で、新型コロナウイルスの影響が大きい観光業や飲食業などサービス業は依然、低迷しているほか、失業率も大きくは改善していません。

中国政府の会見では「疫病による世界経済への大きな衝撃はまだ続いていく」と述べ、楽観はできないとの見方が示されました。