在外公館をめぐる米中の対立が激化しています。中国・四川省の成都では２５日、中国政府が閉鎖を命じたアメリカ総領事館から職員らの退去が始まりました。

成都のアメリカ総領事館では２５日、中国政府の要求に応じて退去が始まりました。総領事館前は、大勢の見物人が詰めかけたほか、反米のスローガンを掲げようとした男が排除されるなど、反米感情の高まりを象徴する場面もみられました。

市民「中国は強い国だから、アメリカに必ず反撃できる」

アメリカ政府は、これに先だって南部ヒューストンにある中国総領事館の閉鎖を命じていて、双方の在外公館を標的にした報復合戦が続いています。