×

WHO「百年に1度の衛生上の危機」コロナ

2020年8月1日 12:34

WHO(=世界保健機関)のテドロス事務局長は先月31日、新型コロナウイルスの世界的な大流行について「100年に1度の衛生上の危機」との見方を示しました。

テドロス事務局長「このパンデミックは100年に1度の衛生上の危機だ。影響は数十年先まで続くだろう」

WHOのテドロス事務局長は31日の会見で、新型コロナウイルスの影響が今後、何十年も続くと述べました。

また「深刻な被害が出た地域の人々でさえウイルスの影響を受けやすいままだ」として、感染の再拡大を抑えることが期待される「抗体」の効果が現時点で乏しいことに危機感を示しました。

会見の中でテドロス事務局長は新型ウイルスについて、多くの疑問が残されたままで、分析にはさらなる時間がかかるとの見方を示しています。