韓国“新国防計画”新型潜水艦など導入へ
韓国・国防省は新たな国防計画を発表し、戦闘機を搭載した軽空母や新型潜水艦などの導入計画を明らかにしました。韓国メディアは原子力潜水艦が造られるとの見方を報じています。
韓国・国防省が10日発表した2025年までの国防中期計画では、5年間で総額300兆ウォン、およそ27兆円の予算が投入されます。
計画では、F35Bなどの垂直離着陸戦闘機を搭載する3万トン級の軽空母や、ソウル首都圏をミサイルから防衛する「韓国版アイアンドーム」の導入も盛り込まれました。
また、SLBM(=潜水艦発射弾道ミサイル)など武装能力を備えた、4000トン級の新型潜水艦を造る計画も明らかになりました。
韓国メディアは、初めての原子力潜水艦となる可能性があるとして、「北朝鮮の脅威に対処し、周辺国をけん制する核心戦略兵器になる」などと報じています。