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バイデン氏「全州でマスク義務化すべき」

2020年8月14日 8:35

11月のアメリカ大統領選挙で、野党・民主党の大統領候補に内定しているバイデン氏は13日、副大統領候補に選んだハリス氏とともに会見を開き、新型コロナウイルス対策として、「全ての州でマスクの着用を義務化すべき」との考えを示しました。

民主党のバイデン氏とハリス氏は、新型コロナウイルスの感染状況を把握するため、そろって専門家との会議に出席しました。その後の会見では、バイデン氏が、マスク着用を全米で義務化すべきだと強調すると、ハリス氏はバイデン氏の判断をたたえ、一体感を演出しました。

バイデン氏「最低3か月間は全員が外出時にマスクを着用するべきだ。全ての州知事は義務化すべき」

ハリス氏「これが真のリーダーシップだ。義務化は命を救うためなのだ」

一方、全米一律でのマスク着用の義務化に反対しているトランプ大統領は、「大統領が義務化を要請する権限がどこにあるのか」「バイデン氏はウイルスを政治問題化している」などと反発しました。