原子力に携わる世界の「リケジョ」500人 IAEA本部に集まり会合
8日の「国際女性デー」にあわせて、原子力に携わる世界の「リケジョ」500人がウィーンのIAEA=国際原子力機関の本部に集まり、会合を行いました。
このイベントは、IAEAが主催する女性科学者向けの奨学金やキャリアアッププログラムの参加者が500人を超えたことを祝うものです。
若手の女性科学者のステップアップを支援する目的もあり、原子力産業の分野ですでに活躍している女性や、関連企業や研究所などの人事担当者も参加して若手の研究者と交流を深めました。
IAEAのグロッシ事務局長は、「職員の女性比率は46%に達したが、IAEAの外では依然として課題が残っている」と話し、原子力産業は、いまだに男性中心社会だとしています。
事務局長はまた、昨年末の気候変動を話し合う国連の会議、COP28でアメリカなど22か国が、「2050年までに原子力のエネルギー容量を3倍まで増やす」と宣言したことに触れ、今後、原子力の需要が増えると予想しています。
一方で、原子力の関連産業では人材不足が懸念されていて、原子力を学ぶ「リケジョ」が活躍の舞台を広げていくことに期待感を示しました。
このイベントは、IAEAが主催する女性科学者向けの奨学金やキャリアアッププログラムの参加者が500人を超えたことを祝うものです。
若手の女性科学者のステップアップを支援する目的もあり、原子力産業の分野ですでに活躍している女性や、関連企業や研究所などの人事担当者も参加して若手の研究者と交流を深めました。
IAEAのグロッシ事務局長は、「職員の女性比率は46%に達したが、IAEAの外では依然として課題が残っている」と話し、原子力産業は、いまだに男性中心社会だとしています。
事務局長はまた、昨年末の気候変動を話し合う国連の会議、COP28でアメリカなど22か国が、「2050年までに原子力のエネルギー容量を3倍まで増やす」と宣言したことに触れ、今後、原子力の需要が増えると予想しています。
一方で、原子力の関連産業では人材不足が懸念されていて、原子力を学ぶ「リケジョ」が活躍の舞台を広げていくことに期待感を示しました。